GNSSを用いた3D-MC路面切削システム「RD-MC」を発売
2019年7月30日

舗装修繕工にICT技術を活用し、大幅な省人化・工期短縮を実現!

 

当社は、道路の舗装修繕工の路面切削においてGNSSを用いたマシンコントロールシステム、3D-MC路面切削システム『RD-MC』を発売いたしました。

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従来からある路面切削の一般的な工法は、切削機のオペレーターや周囲にいる作業員が路面にマーキングされた切削厚を参照しながら、切削ドラムをマニュアルで操作するものでした。 『RD-MC』は切削機の平面位置をGNSSで切削厚をセンサーで計測し、切削ドラムを自動制御するシステムです。これまで必要だった路面へのマーキングが不要となり、一般的な工法に比べ76%の省人化と、36%の作業時間短縮を実現しました*。併せて施工時に切削機の周りにいた作業員も不要なため、安全性も向上します。 また現在でも、トータルステーションを用いて平面位置を測定するマシンコントロールシステムはありますが、トータルステーションの設置、また工区が長距離な場合はトータルステーションの移動が必要となります。『RD-MC』はGNSSで平面位置を計測するため、トータルステーションを用いた工法に比べても、60%の省人化、25%の作業時間短縮を実現しています*。

さらに、作業時間の短縮は交通規制時間を短縮できることから渋滞の緩和にも繋がり、工事による一般社会への影響も軽減できます。
当社はこれからも、土木施工におけるICT活用を拡大し、生産性や安全性の向上、ひいては建設業界の働き方改革促進に貢献してまいります。
* 当社調べ

 

■3D-MC 路面切削システム RD-MC 製品情報ページ

詳しくは、トプコンのウェブサイトで。

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