設計業務においては、設計事務所や建設会社が異なるソフトウェアや社内ルールでデータが作成され、各部材のモデルに含まれる属性データが異なるために設計から生産、施工、維持管理などの各業務プロセスで活用されないケースが見られます。
今回提供するファミリは、鉄骨の構造を生産、施工するために必要な設計データの種類について、異なる組織間でも円滑に利用できるように標準化整備を行い、パラメータを使用した効率的な構造設計ができるようにしたものです。これにより設計情報をそのまま鉄骨ファブ会社など生産工程で利用できるようになり、複数の組織間や業務プロセスをまたいだ生産性向上が期待できます。
建設ITワールドで紹介された記事内容
現在は鉄骨に対応しており、今後はRC構造にも対応させていく予定です。
2019年6月に以下の改定を行いました。
1: 部材ファミリの拡充 – 新規に7種のファミリを追加してファミリを充実
柱ファミリ
溝形鋼(2丁使い)
軽量溝形鋼
軽量溝形鋼(2丁使い)
山形鋼(2丁使い対角)
梁ファミリ
T形鋼
ブレースファミリ
山形鋼(2丁使い対角)
T形鋼
2: ファミリ・パラメータの一覧表の公開 – 公開ファミリの情報を一覧としてまとめた資料を公開
一覧の内容
ファミリ名
パラメータ名
タイプ/インスタンス
パラメータタイプ
3: ファミリの不具合改善 – 前回公開したファミリで正しく動作しないものの改善を行いました。
詳細は、オートデスクのウェブサイトで。
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