新製品UC-1Cloud自動設計シリーズ 擁壁リリース
2020年2月11日

プログラム概要ライン
本製品はWebアプリのためインストールの必要がなく、インターネットに接続できる環境があれば、PCやタブレット端末やスマートフォン等、デバイスを選ばず主要な
Webブラウザで気軽に利用することが出来ます。さらにユーザアカウント毎に環境が用意されるため、別々の端末でも同様の設定やサービスが利用できます。例えば、会社のPCで作成したデータを、外出先ではタブレット端末やスマートフォンで利用でき、複数の作業者が共同で編集を行うなど、高い利便性を実現します。また本製品ではUC-1設計シリーズ製品「擁壁の設計・3D配筋」のデータファイル(*.f8r)エクスポートが可能です。本製品で自動設計後にデータファイル(*.F8B)をエクスポートし、「擁壁の設計・3D配筋」でf8rデータを読み込み、詳細設計や計算書、図面の出力といった流れが可能です。

 

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  プログラムの機能と特長ライン
■シンプルな入力タブレットやスマートフォン端末といった比較的小さな画面での利用を想定し、入力項目を最小限に抑え、少ない入力で概略的な計算が行えるよう対応しました。操作についても、PCやタブレット等のマルチデバイス、マルチブラウザで快適に利用できるようレスポンシブなインターフェースを用意しています。

 

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■自動設計を強力サポート

適用基準の選択や形状,土質といった最小限の条件入力のみで、自動的に選択基準に準じた設計を行います。 例えば、仮想背面位置や壁面摩擦角の設定、もたれ式擁壁が後方偏心しているために計算できない場合の対応策など、基準に応じた適切な考え方による自動設計でサポートいたします。他にも自動配筋機能も対応しており、全ての部材照査結果がOKとなる配筋状態を自動的に決定することも可能です。

さらに本製品では、土圧計算式を自動的に選定する機能で強力にサポートいたします。例えばクーロン式の適用条件を満たしていない場合には「試行くさび法」を用いた土圧算定を行います。逆に適用可能であれば、試行くさび法以外に「クーロン式(物部・岡部)」「クーロン式(修正物部・岡部)」を加えたすべての条件での計算を実際に行い、擁壁にとって最も危険な結果を示した土圧式を自動的に選択します。もちろんあらかじめ設定した土圧式や配筋情報を元に計算を行う詳細設計も可能です。

■計算仕様

逆T型等の片持ばり式擁壁や重力式,もたれ式擁壁を対象に、常時からレベル2地震時までの安定計算及び許容応力度法による部材照査をサポートします。レベル2地震時の部材照査は震度法による照査を行います。

適用基準(常時) 土工指針(H24), 宅地防災,土地改良
適用基準(地震時) 逆T型,L型,逆L型,重力式,もたれ式
基礎形式 直接基礎
土圧式 試行くさび法,クーロン(物部・岡部),クーロン(修正物部・岡部)
計算対象 安定計算:偏心量,滑動安全率,地盤反力度部材照査:曲げ応力度,せん断応力度

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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