アジア諸国の日系企業にPhotoructionを無償提供
2020年4月13日

新型コロナウイルスの影響が広がる海外の建築工事を支援  建築・土木の生産支援クラウドサービス「Photoruction」を無償提供

株式会社フォトラクション(本社:東京都中央区、代表取締役:中島貴春)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年4月1日(水)~2020年9月30日(水)の6ヵ月間、図面や写真など建設現場で使う情報を一元管理できるクラウドサービス「Photoruction(フォトラクション)」を、アジア諸国、特に東南アジアを中心とした労働人口激減への対応策として無償にてご提供いたします。

■背景

当社は国土交通省が発足した国内建設企業の海外進出を支援する「JASMOC」に加入しており、既に現地での支援を実施しております。支援をさせていただいている取引先企業様のヒアリングを通じて、労働力を国外に頼っているアジア諸国では、出稼ぎ労働者が激減する中で工事を続行しなければいけないという深刻な状況が続いていることを認識しました。新型コロナウィルスの影響が世界中に広がる中、建設現場を取り巻く、非常に厳しい労働人口激減の状況において早急な海外支援が必要です。

そこで、建設現場における業務効率化、サポート機能を提供する生産支援アプリケーションである「Photoruction」の無償提供を実施いたします。日本語、英語だけではなく、中国語、ベトナム語、インドネシア語と計5か国語を提供している「Photoruction」を通じ、現地での業務効率化の面から支援いたします。

■無償提供の概要

サービス対象:アジア諸国にて建設サービスを提供する日系企業様(新規取引先に限る)

利用可能現場:アジア諸国における作業現場での利用を想定

無償提供期間:2020年4月1日(水)~2020年9月30日(水)の6ヵ月間

提供サービス:Photoructionおよび関連するオプション製品(一部対象外)、 オンライン操作説明会

■JASMOC(中堅・中小建設業海外展開推進協議会)について

中小・中堅建設企業の海外進出を支援する国土交通省の機関です。相手国情報や現地ネットワークの不足が原因で海外進出を躊躇する中小・中堅建設企業に対して、海外進出に必要な情報・課題の共有、関係機関による支援施策の活用等を図ることにより海外進出を促進する活動を行っています。年度毎に東南アジアの各国の中から重点対象となる国を選び全国セミナー等の支援が展開され、平成29年度はタイ、ミャンマー、インドネシアが重点対象国とされ、平成30年度はベトナム、ミャンマーの2ヶ国が重点対象国とされました。

■ Photoructionについて

Photoructionは、生産性と品質向上を目的とした建設業向け生産支援クラウドサービスです。現在、ゼネコンの工事現場をはじめ、専門工事会社、設計事務所など、50,000件以上の工事現場で利用されています。建設業界は、現場業務や報告書作成が未だに紙を中心に行われており、非効率な業務が多いという課題があります。Photoructionは、データ整理や資料作成などの煩雑になりがちな業務を効率化し、業務時間の削減や生産性の向上を実現いたします。

■ 株式会社フォトラクション

代表取締役:中島 貴春

設立:2016年3月14日

所在地:〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町10-2 ACN日本橋ビル5階

資本金: 7億500万円(※資本準備金含む)

事業内容:インターネットサービスの企画・開発・運用

WEB:https://www.photoruction.com/corp

詳しくは、Photoructionのウェブサイトで。

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