「国土強靭化 民間の取組事例集」にVRプラットフォーム事例が掲載
2020年4月13日

株式会社フォーラムエイト(本社:東京都港区港南2-15-1、社長:伊藤裕二、URL:https://www.forum8.co.jp)は、内閣官房国土強靭化推進室が令和2年4月に刊行した『国土強靭化 民間の取組事例集』に掲載されました。
この事例集は、国土強靱化の取組を通じて、「事業が中断しないように備えたい」、「取組をビジネスにつなげたい」、「社会貢献をしたい」など、さまざまな目的に応じてご活用いただけるように、関連のある先導的な取組を収集したものです。

平成28年~30年の事例集には、『VRやシミュレーションで防災・減災対策の「見える化」』『VRシステムを応用した被災の疑似体験』が継続事例として掲載されています。今回新たに、世界各地域(国内29地域、海外49地域)のVRモデルを構築し、避難計画の策定や防災教育等、あらゆる分野のシミュレーションのベースとして活用できるよう提供した事例が掲載されました。

フォーラムエイトでは、デジタルシティプラットフォームのベースとなる国内VRデータ構築を継続的に進めており、カバー範囲を着々と広げています。昨今の災害は、地震/津波/火災や台風/土石流/河川氾濫避難など、被害様相が複合化・甚大化する傾向にありますが、様々な分野を横断的に結びつけるこのプラットフォームを提供し、都市計画、ハザードマップ作成、防災・避難教育などに広くご活用いただくことで、持続可能で強靭な国土とインフラ整備に貢献したいと考えています。また、交通・防災シミュレーションを活用したまちづくりモデルに加えて、文化資源の活用に向けたデータ作成も推進していく予定ですので、ぜひともご利用ください。

掲載事例(令和2年4月):あらゆる産業分野で横断的に活用できる世界各地域のVRモデルの構築 (PDF、638KB)
国内29地域、海外49地域のVR都市モデルを構築し、あらゆる産業分野で横断的に活用できるよう提供する「デジタルシティVRプラットフォーム構築システム」の普及を推進していること。災害時の避難計画や渋滞予測、物流ルート計画等において、より現実的で多角的な視点での検討が可能となることについて言及されている。
また、具体的な事例として、秋田市の津波浸水域の街並みをVR化し、津波避難シミュレーションを行った「津波迅速避難教育システム(秋田県産業技術センター、秋田大学)」や、高速道路で火災があった場合の避難方法を体感できる「首都高速道路       横浜北線・北西線 すべり台式避難方法のVR体験シミュレーション(首都高速道路株式会社 神奈川建設局)」が紹介されている。

 

>>PDF(638KB)

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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