コラム「大手ゼネコンを中心に現場が動き出す」公開

2020年5月18日

BIMで建築が夢をみる

#85 大手ゼネコンを中心に現場が動き出す

コロナ禍への対策として建設現場が止まっていましたが、ゴールデンウィーク明けから、大手ゼネコンを中心に建設現場が動き始めました。建設業は、とても裾野が広い産業です。下請けの協力組織も数多く、その影響範囲も多岐に渡っています。建設業全体として今後のコロナを見据えつつ、どのように現況を切り開き、生き残っていくのかが試されています。関連メディアでの情報を集約してみましょう。

より一層、きめ細かなコロナ対策を講じて現場を再開

鹿島では、現場を再開する方針を発注者と協議した上で表明しました。当初から現場の閉所期間を5月6日までとしていましたが、通勤時でのマスク常時着用に始まり、入場前検温で37度以上の場合は現場入場を断るなど対策を強化することで現場の再開に踏み切りました。また現場への資機材納入会社に対してもコロナ感染予防の徹底を要請するとしています。

清水建設では、コロナ対策として策定した社内の安全ルールなどを満たすことを前提に、管理体制が整った現場を対象に、これも関係者と協議した上で工事を順次再開するとしました。現場の再開に際しては、ここでも現場作業員の入場前検温などを行うと共に、消毒専門作業員を全現場に配置するとのことです。全国の現場の約85%に相当する500現場において工事を中断していましたが、それら月内の全現場再開を目指しています。

戸田建設では、密閉・密集・密接の3密を避けた作業環境確保などを盛り込んだ対応指針を策定し、対策が完了した現場から再開を発注者らと協議するとしています。また、よりきめ細かな感染対策などに繋げるために新型コロナウイルス対策室も早期に設置するのことです。更に、西松建設と奥村組も同様に工事を再開の方向です。

建設業の最も重要な生産拠点である現場が動かなければ、BIMに象徴されるデジタルの有効性も何の意味をなしません。好むと好まざるとに関わらず、コロナとの共存を考えざるを得ない状況下、本コラムでも、コロナの後と次において、デジタルによって、どのようにして課題を解決していくのかを考えていきます。

詳しくは、福井コンピュータアーキテクトのウェブサイトで。


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