スマホで断熱計算!ミヤデラ断熱が無料アプリ「ネッシー」を公開

2016年10月19日

管理人のイエイリです。

建物の壁や、冷水や温水用の配管では、断熱材が必須です。材質や厚さを適当に決めると、結露が生じて建物や設備にダメージを与えてしまうので、要注意です。

しかし、材料別の特性値や厚さ、空気の湿り具合を考慮しながら結露しないための断熱材の厚さなどを求めるのは、複雑な断熱計算が必要でした。

そこで東京・品川区に本社を置く断熱工事会社、ミヤデラ断熱はこの複雑な断熱計算を

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

スマートフォン

 

で行える無料アプリ「ネッシー」を開発したのです。

スマホ用断熱計算アプリ「ネッシー」のイメージ(以下の資料:ミヤデラ断熱)

スマホ用断熱計算アプリ「ネッシー」のイメージ(以下の資料:ミヤデラ断熱)

例えば、結露を防止するための断熱材厚を求める「保温厚別結露」の計算では、スマホ画面上の「スライダー」を使って流体の温度や外気温、管サイズなどを入力し、最後に断熱材の種類を選ぶだけです。

すると、結露させないための断熱材厚さなどを、根拠を示しながら表示してくれます。これなら現場で急に断熱工事が必要になったときも、最適な断熱材厚を決めることができますね。

平面壁結露計算の例。スライダーで内部の温度と外気温、相対湿度などを入力し、素材を選ぶ

平面壁結露計算の例。スライダーで内部の温度と外気温、相対湿度などを入力し、素材を選ぶ

すると必要な最低保温厚を計算するほか、露点温度や放散熱量などの計算根拠もしっかり表示してくれる

すると必要な最低保温厚を計算するほか、露点温度や放散熱量などの計算根拠もしっかり表示してくれる

また、タンクにためた温水の温度を、一定の時間後に一定の温度以上に保つために必要な断熱材厚を計算する「静止流体温度維持厚」や水温の時間的推移を求める「静止流体温度推移」、断熱材の表面温度を計算する「固定厚表面温度」の計算機能もあります。

計算に使える断熱材の種類も豊富で、グラスウール、ロックウール、ポリスチレンフォーム、硬質ウレタンフォーム、発泡ゴムなどが用意されています。

タンクにためた温水の温度を、一定の時間後に一定の温度以上に保つために必要な断熱材厚や温度推移を計算する「静止流体温度維持厚」

タンクにためた温水の温度を、一定の時間後に一定の温度以上に保つために必要な断熱材厚や温度推移を計算する「静止流体温度維持厚」

対応できる断熱材の種類と対応温度域

対応できる断熱材の種類と対応温度域

アプリはiPhoneやiPadで使えるiOS版と、Android版があり、

 

無料でダウンロード

 

することができます。

iOS版とAndroid版のダウンロード用バーコード

iOS版とAndroid版のダウンロード用バーコード

現場での計算のほか、通常の実務でもプログラム電卓的に便利に使えそうなので、設計者やエンジニアなら、このアプリを1本持っておいてはいかがでしょうか。

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