合格者は「建築3Dパースデザイナー」!来年2月、CG検定試験がスタート
2011年6月2日

管理人のイエイリです。

BIMや3次元CADの普及で、建築のCGパースはすっかり身近な存在になりました。一方、その技能を客観的に評価する基準は、各ベンダーが主催するCGコンテストなどを除いてほとんどありませんでした。

そこで、コンピュータ教育振興協会は来年2月、「建築3Dパース検定」を実施することになりました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

自宅で受験できる

 

試験なのです。

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コンピュータ教育振興協会のウェブサイト

受験者は来年2月1日に試験の専用公式サイトに設けられた「マイページ」から受験要領と課題データをダウンロードします。

課題データにはA案とB案の一般図や敷地図、鳥瞰図のほか、仕様書や仕上げ表、設計趣旨文などが含まれます。

そして1週間後の2月7日までにA案のCGパースと、A案とB案の建物を複数配置した街区の景観全体を表現したCGパースをマイページ経由で提出します。

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課題(上)と答案(下)の例(資料:コンピュータ教育振興協会)

その後、評価が行われ合格者は成績によって「初級」「中級」「上級」のいずれかの「建築3Dパースデザイナー」の称号が与えられます。

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段階評価と評価ポイント(資料:コンピュータ教育振興協会)

受験料は1万円ですが、第1回実施分は6000円とお安くなっています。

そして、優秀作品は表彰するとともに、

  

公式ウェブサイトで公開

 

されるとのこと。

ソフトの枠を越えた力作が集まりそうですね。

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