管理人のイエイリです。
BIMや3次元CADの普及で、建築のCGパースはすっかり身近な存在になりました。一方、その技能を客観的に評価する基準は、各ベンダーが主催するCGコンテストなどを除いてほとんどありませんでした。
そこで、コンピュータ教育振興協会は来年2月、「建築3Dパース検定」を実施することになりました。
ナ、ナ、ナ、ナント、
自宅で受験できる
試験なのです。
コンピュータ教育振興協会のウェブサイト |
受験者は来年2月1日に試験の専用公式サイトに設けられた「マイページ」から受験要領と課題データをダウンロードします。
課題データにはA案とB案の一般図や敷地図、鳥瞰図のほか、仕様書や仕上げ表、設計趣旨文などが含まれます。
そして1週間後の2月7日までにA案のCGパースと、A案とB案の建物を複数配置した街区の景観全体を表現したCGパースをマイページ経由で提出します。
課題(上)と答案(下)の例(資料:コンピュータ教育振興協会) |
その後、評価が行われ合格者は成績によって「初級」「中級」「上級」のいずれかの「建築3Dパースデザイナー」の称号が与えられます。
段階評価と評価ポイント(資料:コンピュータ教育振興協会) |
受験料は1万円ですが、第1回実施分は6000円とお安くなっています。
そして、優秀作品は表彰するとともに、
公式ウェブサイトで公開
されるとのこと。
ソフトの枠を越えた力作が集まりそうですね。
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