家庭蓄電池もサブスクリプション!ミサワホームがレンタル蓄電池を提案
2013年8月6日

管理人のイエイリです。

省エネ、創エネ、蓄エネの機能を生かして、エネルギーを最適に活用するスマートハウスの設備のうち、最も割高感があるものはやはり家庭用蓄電池でしょう。

蓄電容量が5kWhを超えるものになると、価格は200万円以上します。どうせなら、EV(電気自動車)を買った方が、蓄電池代より割安だったりします。

そこで、ミサワホームが今月(8月)から住宅の新築を検討している顧客に対して提案しているのは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

レンタル蓄電池

 

なのです。

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レンタル用蓄電池(写真・資料:ミサワホーム。以下同じ)

レンタルに使われる蓄電池は日本電気製の定置用リチウムイオン蓄電池で、蓄電容量は5.53kWhです。

ミサワホームは、今年6月から全国初の家庭用蓄電池のレンタル事業に取り組んでいるONEエネルギーと提携して、全国(北海道、沖縄県を除く)でレンタル蓄電池の提案を開始します。

レンタル期間は10年間でイニシャルコストは分電盤工事や屋内配線の費用を除いて不要です。レンタル料金は月額5145円(税込み)です。東京都内に設置する場合は、補助金の適用により、同3045円(税込み)となります。

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蓄電池レンタルサービスの流れ

10年間のレンタル期間でみると、

 

総額約62万円

 

と、同等の容量を持つ家庭用蓄電池に比べて半額以下に抑えられます。

もし、実効蓄電容量が保証性能を下回った場合には、蓄電池セルを交換してくれるほか、蓄電システムを遠隔監視して必要に応じて保守点検も行ってくれます。

最近、ソフトウエア業界では、ソフトを売るのではなく、一定期間ごとに“使用料”を払う「サブスクリプション」という一種のレンタル制度が広がりつつあります。家庭用蓄電池も、一定期間、リーズナブルな価格で使用できるサブスクリプション的な導入方法が選択肢に加わったことで、気軽に使えるようになりそうですね。

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