鋼橋の施工管理を見える化!ExcelとCIMモデルを連動するサービス開始

2014年5月15日

管理人のイエイリです。

土木工事にCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)を使って、施工管理や維持管理を行うにはどうしたらよいかと悩んでおられる現場関係者の方は多いでしょう。

オフィスケイワン(大阪市西区)は鋼橋の施工管理や維持管理などを対象に、様々なデータをCIMモデル上でわかりやすく「見える化」するサービスを6月2日から始めます。

CIMモデル上で鋼橋の各部分をデータによって色分け表示したり、その部分の写真やデータなどにリンクを張って管理したりできるシステムを受託作成するものです。

鋼橋のCIMモデル上に出来形データなどを色分け表示した例(資料:特記以外オフィスケイワン)

鋼橋のCIMモデル上に出来形データなどを色分け表示した例(資料:特記以外オフィスケイワン、3Dモデル提供:宮地エンジニアリング)

 

作成した後のデータは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

Excelで更新

 

することができるのです。

このサービスは、鋼橋の3Dモデルをユーザーから預かり、オートデスクの高機能CIMモデルビューワー「Navisworks」を使って様々なデータをCIMモデル上で表示したり、リンクして起動したりできるようにするものです。

属性情報の入力には伊藤忠テクノソリューションズの「Navis+」を使います。Navisworksのアドオンソフトで、CIMモデルの属性情報を書き出してExcelなどで更新し、再度、CIMモデルに読み込む、というデータ更新作業が行えます。

Navisworksの属性情報を取り出し、Excelで編集して戻すワークフロー(資料:伊藤忠テクノソリューションズ)

Navisworksの属性情報を取り出し、Excelで編集して戻すワークフロー(資料:伊藤忠テクノソリューションズ)

CIMモデル上の部材番号と属性情報、表示の凡例

CIMモデル上の部材番号と属性情報、表示の凡例

施工時の橋桁の状況を色分け表示した例

施工時の橋桁の状況を色分け表示した例

オフィスケイワンは、ユーザーと作業内容を打ち合わせした後、3D モデルの形状や属性を分析し、管理に必要な属性テーブルや凡例テーブルを作成します。さらにアニメーションの作成も行います。

納品データとしては、Navisworksのオリジナルデータのほか、DXFデータなどユーザーのニーズによって対応するとのことです。

用途としては、部材製作、仮組立、架設時などの精度の可視化や施工シミュレーションによる干渉チェック、鋼材、塗装、床板打設など維持管理に必要な情報へのリンクなどを想定しています

いろいろな使い方ができそうなサービスですが、現場にNavisworksとNavis+を持っていれば、Excelのデータを随時、CIMモデルに入力して

 

リアルタイムに

 

施工管理や維持管理業務を行うこともできそうです。

このCIMモデルはiPadなどのモバイル端末でも見られるので、現場最前線でも便利に使えそうですね。

ちなみに料金は作業内容に応じて当面、個別見積もりとのことです。

 

 
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