管理人のイエイリです。
「屋上にかかった橋に、プールがあるシンガポールの新名所はどこ?」と聞かれると、現地を一度、訪れたことのある人なら「マリーナ・ベイ・サンズ・ホテル」という答えがすぐに返ってくるでしょう。
しかし、来年は違った答えが聞かれるかもしれません。清水建設シンガポール事務所がシンガポール市街地北部で、施工中の「スカイ・ハビタット・コンドミニアム」にも、
ナ、ナ、ナ、ナント、
橋の上にプールがある
のです。
このコンドミニアムの設計・施工には、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)が導入されており、駆体と配管、ダクトの干渉チェックや施工手順の4D(3Dに時間軸を加えたもの)による検討などが行われています。
橋の施工計画でも、ウインチで吊り上げる工程や、施工管理の職員配置などにBIMを活用しています。
ところで、シンガポールでタワー間を空中プールでつないだ大胆なデザインのコンドミニアムというと、いかにもあの観光名所を“コピー”したデザインのようですが、問題はないのでしょうか。
実は、この「スカイ・ハビタット・コンドミニアム」の意匠設計は、「マリーナ・ベイ・サンズ・ホテル」を手がけた
サフディ・アーキテクツ
が担当したからなのです。
“空中プール効果”でこのコンドミニアムも人気を集めそうですね。
(Visited 3 times, 1 visits today)