Excelを39万円でクラウド化!ジョイゾーの「システム39」サービス
2014年7月17日

管理人のイエイリです。

設計事務所や現場事務所などでは、表計算ソフト「Excel」が大活躍しています。しかし、ファイルベースのため、LANでの情報共有などに限界を感じている人も多いのではないでしょうか。

そこでシステム開発会社のジョイゾーは、Excelで作ったシステムをクラウドシステムに作り替えるサービス「システム39(サンキュー)」(音が出ますのでご注意を)を始めました。

その特徴はなんと言っても低価格で利用できることです。サービスの名の通り、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

定額39万円(税別)

 

で、大抵のExcelシステムをクラウド化できるのです。

システム39のイメージ(資料:特記以外はジョイゾー)

システム39のイメージ(資料:特記以外はジョイゾー)

Excelをクラウド化することで表形式の画面はもちろん、グラフも表示できますし、さらに標準でスマートフォンやタブレット端末にも対応でき、Google
Mapやスケジュール管理との連携など、クラウドならではの機能を追加することも可能です。

その理由は、サイボウズの「kintone(キントーン)」というクラウドシステムを使って開発を行うからです。kintoneはExcelシートを読み込み、様々な画面要素や機能をドラッグアンドドロップで配置しながら、kintoneをベースとしたオリジナルのクラウドシステムを作れます。

クラウド化した後はkintoneの利用料(月額780円/1ユーザーから。税別)がかかります。

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Excelをもとに開発中の画面。グラフも表示できる(以下の写真:家入龍太)

利用の仕方ですが、実に気軽にできます。まずはジョイゾーと打ち合わせの予約を取った後、現在使っているExcelのファイルを持って、サイボウズの本社に行きます。

入り口のスペースは公園風の作りになっており、その一角に「cybozu.com 導入相談Cafe」という喫茶店風のカウンターがあり、ここにジョイゾーの社員の方が待機しています。

そして、社員の方が会話しながら、

 

店頭でシステムを作る

 

という仕組みです。こうした「来店型」のシステム開発サービスも珍しいですね。

また、その場でシステムを作ったり、設計変更したりする点は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)のソフトをノートパソコンに入れて、施主の前で建物のデザインを修正するのにもよく似ています。

 サイボウズ本社のエントランススペースに設けられた「cybozu.com 導入相談Cafe」

サイボウズ本社のエントランススペースに設けられた「cybozu.com 導入相談Cafe」がシステム開発の場に

こんな感じで、会話しながらクラウドシステムを作っていきます

こんな感じで、会話しながらクラウドシステムを作っていきます

作業は1回当たり2時間で、初回は無料です。初回に作ったクラウドシステムの試作品(ベータ版)は持ち帰って検討することができ、「これで行こう」と決めてから料金を払って2回目、3回目の作業を行い、完成させます。

一般的なシステムの場合は4回程度の来店で完成するそうです。

また、完成後、30日間は無料で修正にも応じてくれます。これまでのシステム開発に比べると、低価格なうえ、柔軟に対応してもらえるので、ユーザーにとっては気が楽ですね。

ジョイゾーは、建設業をこのシステム開発サービスの重要な顧客として位置づけています。今回、当ブログの読者の方、1社にこの開発サービスを無料モニターとして提供してくれるそうです。ご興味のある方は、7月31日までに同社に電話(TEL:03-6279-4646)などでお問い合わせください。

ジョイゾーの担当者。「ご利用をお待ちしています!」

ジョイゾーの担当者。「ご利用をお待ちしています!」

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