3Dレーザースキャナーを搭載!重さ25kgで30分以上飛べる巨大UAV
2015年4月1日

管理人のイエイリです。

3Dレーザースキャナー関連技術をテーマとした展示会イベント「SPAR International 2015」が米国・ヒューストンで開幕しました。

展示会場には各社の3DレーザースキャナーやUAV(無人機)、点群データから3Dモデルを作るソフトなどを展示したブースが並んでいます。

中でも遠くから見ても目立っていたのは、スマートジオ・メトリックス社(SmartGeoMetrics)のブースです。

というのも、

3Dレーザースキャナーを高い

 

位置に持ち上げるための、様々な延長ポールを展示していたからです。

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3Dレーザースキャナーを高いところにセットするための様々な伸縮式ポール(以下の写真:家入龍太)

小型のものは手押しポンプや炭酸ガスボンベを使って伸縮させます。また、油圧クレーンのように大型なものもあります。

3Dレーザースキャナーを支える台は、自動的に水平面を保つ雲台が搭載されています。これがあれば、2階建てくらいの建物の屋上なども計測できそうですね。

自動的に水平を保つ雲台

自動的に水平を保つ雲台

また、今回は展示会場に「UAVパビリオン」というコーナーも設けられました。この一角にあるリーグル社(RIEGL)のブースでは、重さ3.5kgの3Dレーザースキャナー「VUX-SYSセンサーシステム」を搭載した大型のUAVが目を引きました。

3Dレーザースキャナーを搭載した大型UAV

3Dレーザースキャナーを搭載した大型UAV

長さ1220mm×幅810mm×高さ540mm(収納時の本体寸法)の機体から張り出した4つのアームには、互いに反転する2枚ずつのプロペラが付いており、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

重さ16kgまでの機材

 

を搭載し、全体で25kg以下なら離陸できるというパワーを持っています。連続飛行時間は30分以上とのことです。

20150401-image2

各アームには反転するプロペラが2枚ずつ付いている

各アームには反転するプロペラが2枚ずつ付いている

機体の前部に搭載された飛行用のカメラ

機体の前部に搭載された飛行用のカメラ

大型バッテリーを機体の前後に4本搭

大型バッテリーを機体の前後に4本搭

このほか フェニックス・エアリアル・システムズ社(Phoenix Aerial Systems)のブースにも、3Dレーザースキャナーを搭載したUAVが展示されていました。

フェニックス・エアリアル・システムズ社の3Dレーザースキャナー搭載UAV

フェニックス・エアリアル・システムズ社の3Dレーザースキャナー搭載UAV

上空から計測した地形の点群データ

上空から計測した地形の点群データ

アメリカらしいパワーを感じされるUAVには圧倒されますね。

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