管理人のイエイリです。
3Dレーザースキャナー関連技術をテーマとした展示会イベント「SPAR International 2015」が米国・ヒューストンで開幕しました。
展示会場には各社の3DレーザースキャナーやUAV(無人機)、点群データから3Dモデルを作るソフトなどを展示したブースが並んでいます。
中でも遠くから見ても目立っていたのは、スマートジオ・メトリックス社(SmartGeoMetrics)のブースです。
というのも、
3Dレーザースキャナーを高い
位置に持ち上げるための、様々な延長ポールを展示していたからです。
3Dレーザースキャナーを高いところにセットするための様々な伸縮式ポール(以下の写真:家入龍太) |
小型のものは手押しポンプや炭酸ガスボンベを使って伸縮させます。また、油圧クレーンのように大型なものもあります。
3Dレーザースキャナーを支える台は、自動的に水平面を保つ雲台が搭載されています。これがあれば、2階建てくらいの建物の屋上なども計測できそうですね。
また、今回は展示会場に「UAVパビリオン」というコーナーも設けられました。この一角にあるリーグル社(RIEGL)のブースでは、重さ3.5kgの3Dレーザースキャナー「VUX-SYSセンサーシステム」を搭載した大型のUAVが目を引きました。
長さ1220mm×幅810mm×高さ540mm(収納時の本体寸法)の機体から張り出した4つのアームには、互いに反転する2枚ずつのプロペラが付いており、
ナ、ナ、ナ、ナント、
重さ16kgまでの機材
を搭載し、全体で25kg以下なら離陸できるというパワーを持っています。連続飛行時間は30分以上とのことです。
このほか フェニックス・エアリアル・システムズ社(Phoenix Aerial Systems)のブースにも、3Dレーザースキャナーを搭載したUAVが展示されていました。
アメリカらしいパワーを感じされるUAVには圧倒されますね。