管理人のイエイリです。
キャタピラージャパンは、排出ガスの基準である「オフロード法2014年基準」をクリアする環境性能を備えたブルドーザー「Cat D6K2」を10月31日に発売しました。
排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を低減するため、排ガスの一部を冷却して吸気側に循環したり、尿素水の化学反応を利用したりするシステムが搭載されています。
このブルドーザーには、
ナ、ナ、ナ、ナント、
i-Construction対応
のモデルも用意されているのです。
「Cat グレードコントロール3D」という、Cat純正のブルドーザー用の3次元マシンコントロールを内蔵したタイプです。
クラウドサービス「VisionLink」と連携し、現場とオフィスの間で、施工上方をリアルタイムに共有することができます。
例えば、各車両の稼働率や車両の状況をダッシュボードで視覚的に把握したり、現在の車両位置をGoogle Map上に表示したりすることができます。
また、施工管理機能では、進ちょく状況を高さや断面、土量などの視点で表示することも可能です。
土工用ローラーをこのシステムに連携すると、締め固め回数もグラフや静上に表示できます。
そして、ブレード(排土板)にはセンサーが装着されており、設定した目標勾配に
ブレードを自動キープ
する「Catスロープアシスト」という機能も標準装備されています。
レーザーなどの追加機器なしで、経験の浅いオペレーターでも短時間に高精度の勾配施工が行えます。
気になるお値段ですが、「Cat D6K2 ブルドーザ XL Cat グレードコントロール仕様」の場合、2553万7000円となっています。
土工現場のICT化は、ますます加速していきそうですね。
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