管理人のイエイリです。
不動産投資開発会社のクリード・グループは、日系企業としてカンボジアで初の大規模コンドミニアム「ボダイジュ・レジデンス(Bodaiju Residence)」を建設中です。
900戸を超える規模で、2016年2月に開催されたカンボジア・プロパティ・アワードの「ベスト・コンド・デベロップメント部門」で優勝しました。
ラストマイルワークス(本社:東京都新宿区)は、このコンドミニアムの販売・マーケティングツールとして、
ナ、ナ、ナ、ナント、
VRを試験導入
したのです。
VRコンテンツには、フルCGで制作された物件の内部を、ヘッドマウントディスプレー(HMD)「Oculus Rift」で内覧できるコーナーや、コンドミニアムの周辺環境をパノラマ画像で説明するコーナーなどが設けられています。
このコンテンツは、12月1日から3日まで、プノンペンで開催された東南アジア向けの建設イベント「Cambodia Construction Industry Expo 2016」で、来場者にお披露目されたそうです。
このシステムを使うと、
海外の潜在顧客
に、リアルに物件を体験してもらいながら営業活動を行ったり、物件の内覧のためにかかる移動コストや時間を削減したりできそうですね。
ラストマイルワークスは、不動産や建築、リフォームなど住宅関連業界に特化したVRサービス「terior」を運営しており、リフォーム前後の空間を仮想体験できるコンテンツや建設前の物件を内覧できるサービスなどを提供しています。
そのうち、HMDや立体スクリーンなどを備え、顧客に世界中の不動産物件をVRで見せて営業する、新タイプの不動産会社や世界的チェーンが生まれてくるかもしれませんね。