管理人のイエイリです。
国土交通省の「i-Construction」政策で、ICT建機の需要も増えてきました。
これに対応して、トプコンはバックホーなどショベル用のGNSSマシンガイダンスシステム「X-53i」をこのほど発売しました。
GNSS(全地球測位システム)による建機自体の位置情報取得技術と、建機のアームやバケットなどの位置や角度を検知するセンサー技術を組み合わせ、運転席のモニターに法面などの3次元データとバケットの刃先位置をリアルタイムに表示させることができます。
そのため、現場に丁張りという施工の目印となる仮設標識を立てる必要がなくなり、バケットの先が見えない水面下の掘削も正確に行えます。
運転席のモニターは、従来の製品の3D-MG GNSSショベル「3Dxi」よりも大きく、見やすいカラータッチパネルとなり、
LEDインジケーター
も装備されました。そのため、直感的な操作が可能になりました。
GNSS衛星からの電波を頼りに建機の位置を割り出すマシンガイダンスシステムでは、山間部など地形によって電波が届かないところでは作業できない場合もありました。
そこで、この製品ではGNSS衛星の代わりに自動追尾トータルステーションを使って位置を計測するオプション「X-53i LPS」も用意されました。
これを使うと、
ナ、ナ、ナ、ナント、
地下現場でも使える
のです。
これがあれば、マシンガイダンスの活用範囲はぐっと広がりそうですね。
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