管理人のイエイリです。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト、「ARCHICAD」で、属性情報が付いた家具や機器などのBIMパーツ(GLDオブジェクト)を自作しようとすると、「GDL」というプログラミング言語をマスターする必要がありました。
そのため、一般の設計者にとっては、ちょっと敷居が高かったのではないでしょうか。
そこでグラフィソフトジャパンは、もっと簡単にGDLオブジェクトを作れるツール「Library Part Maker」を開発し、2019年3月1日からARCHICADユーザーに提供を行っています。
ナ、ナ、ナ、ナント、
GDLの知識なし
で、簡単に属性情報付きのGDLオブジェクトが作れるのです。
使い方は簡単です。「LPMパレット」というメニュー画面が用意されており、「新規ライブラリ名を追加する」「ライブラリ部品のデザインエリアを定義する」といった具合に、順番に並んでいる項目を上から下まで順番に行っていくだけです。
操作の途中では、「パラメーターの設定画面」があり、オブジェクトの寸法や材質などの属性情報を簡単に設定できます。
このほか、2D、3Dの画面上で縮尺に応じて適切な表現を行う
LODの割り当て
も行うことができます。
対応するバージョンは、「ARCHICAD 22」または「ARCHICAD 22 Solo」です。「GRAPHISOFT VIPサービスサイト」で提供(VIPサービス加入必須)されています。
BIMはBIMパーツがたくさん用意してあると、設計効率が高まります。このツールで、ARCHICADのBIMパーツ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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