小中学生、高専・大学生らがVR開発や創造力を競う4つのコンテスト
デザインフェスティバル2017で入賞した作品は(フォーラムエイト)

2018年1月6日

2017年11月14日~17日、フォーラムエイトは東京・品川で「フォーラムエイト デザインフェスティバル 2017-3Days+Eve」を開催した。その中で小中学生や高専・大学生らがVR(仮想現実)の開発や創造力を競う4つのコンテスト、「第16回 3D・VRシミュレーションコンテスト・オン・クラウド」「第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ(CPWC)」「第7回 学生BIM & VRデザインコンテスト オンクラウド(VDWC)」「第3回 ジュニア・ソフトウェア・セミナー」の入賞者が決定した。

各コンテストの入賞した小中学生や大学生ら

各コンテストの入賞した小中学生や大学生ら

【第16回 3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド】
広がるVR技術活用の裾野、設立30周年を機に更なる普及へ新たな試みも
グランプリは「羽田空港VRシミュレータ」(フォーラムエイト)

今回で16回目を迎えた「3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド」には、今回も多数の応募作品が集まりました。

選考会でノミネートされた10作品に対し、クラウド上での一般投票、日本大学理工学部土木工学科の関文夫教授を委員長、NPO地域づくり工房代表の傘木宏夫氏、道路・舗装技術研究協会理事長の稲垣竜興氏を委員とする審査委員会のメンバーが、厳正な最終審査を行った結果、最優秀の「グランプリ」には株式会社メイワスカイサポートの「羽田空港VRシミュレータによる教育訓練」が選ばれました。

ジェット旅客機や特殊車両が行き交う羽田空港内には、一般の道路と異なる車両の走行ルールがあります。この作品は、特殊な環境下でコンテナをけん引するトーイングトラクターを安全に運転できるように訓練するために開発されたドライビングシミュレータ用のVRデータです。

空港内の道路に描かれたマーキングや標識は実物同様に再現され、危険個所や注意すべきポイントを実物同様に学ぶことができます。目の前を航空機が横切るなど、まるで空港の中を運転しているような感覚で訓練が行えます。

「準グランプリ 優秀賞」は今回、2作品が選ばれました、井尻慶輔事務所の「大牟田市内路面電車軌道及び沿線の復元」は、かつての大牟田路面電車500形と三井三池炭鉱のホッパーや沿線の建造物などをリアルに再現しました。韓国交通安全公団の「モバイル型安全教育体験4DVRシミュレーション」は都市道路、高速道路、試験場コースでのシナリオに基づいた運転を、6軸動揺装置付きの可搬式シミュレータで体験できるものです。

受賞者の皆様

受賞者の皆様

審査員。左から稲垣 竜興 氏、関 文夫 氏(審査委員長)、傘木 宏夫 氏

審査員。左から稲垣 竜興 氏、関 文夫 氏(審査委員長)、傘木 宏夫 氏

●グランプリ
「羽田空港VRシミュレータによる教育訓練」
株式会社メイワスカイサポート
20180106-Forum8(4)羽田空港内という一般の道路と異なる、車両走行ルールや特殊な環境の中で、安全に車両を運転するための訓練を目的とした、ドライビングシミュレータ用VRデータ。空港内の道路や施設だけでなく、行き交う特殊車両や航空機まで再現し、車両運転における危険個所や注意するポイントの教育・訓練に活用している。
 ●準グランプリ 優秀賞
「大牟田市内路面電車軌道及び沿線の復元」
井尻慶輔事務所
20180106-Forum8(5)かつて大牟田市民の足として親しまれた大牟田路面電車の復活第二弾。三井化学、三池銀行、松屋(百貨店)、大牟田駅舎など、当時を代表する建造物を沿線に再現し、その風景の中を悠然と走る電車500形を表現した。更には、三井三池炭鉱のうちのひとつである三川坑の光景として、木造家屋や炭鉱機械ホッパーなどの巨大施設までを新たに追加、当時の大牟田の賑わいを路面電車によって再現している。
●準グランプリ 優秀賞
「モバイル型安全教育体験4DVRシミュレーション」
韓国交通安全公団
20180106-Forum8(5b)韓国交通安全公団様が構築した4D交通安全シミュレータ用の体験データ。都市道路、高速道路とイベントの3パターン走行コースに分け、例えば、高速の合流、都市部歩行者の交通ルール違反、運転中スマートフォン操作の影響など、シナリオで各セッション及び危険なシーンを再現した。体験者は6DOF動揺装置付きのシミュレータに通常のモニタースタイプとVRメガネを装着する2種類の体験が可能。また、該当4Dシミュレータはコンテナ式のトラックに設置され、韓国全国ツアーも巡る予定になっている。
●アイデア賞
「下水道管路調査データからの3Dモデルの融合」
管路情報活用有限責任事業組合
20180106-Forum8(6)管路調査で「改築・修善」に使用したデータから3D管路施設作成データと融合した3Dモデルで全体可視化地下構造部の活用として、具体的構造物で維持管理・補修設計(土木)が行えると同時に緊急地震等に於いて下水道管理者ばかりでなく災害担当者と共有資料として活用方法を構築。今後 震災時の避難場所からの排水状況確認・復興土木設計シュミレーションが可能となる。
●エッセンス賞
「デジタルサイネージによるドライバー運転行為への影響に関する研究用VR-大型デジタルサイネージの誘惑」
ソウル市立大学
20180106-Forum8(7)近年路上及び高層ビルの外に設置されている大型デジタルサイネージが増えており、このような大型デジタルサイネージによるドライバーの運転にどのような影響を与えるかを研究するため、ソウルGangnam区の中心部をVRで再現し、ドライブシミュレータで実験を行った。また、FOVEの新型アイトラッキングHMDと連携し、ドライバーの目線ログも運転ログと合わせて記録し、分析を行った。
●審査員特別賞 デザイン賞
日本大学 理工学部 土木工学科 教授 関文夫氏(審査委員長)
「木更津市沿岸部再開発提案モデル」
木更津市
20180106-Forum8(8)木更津市沿岸部における再開発の提案を表現し、参加者の作品をVR内で紹介している。半島のように突き出した海浜公園を舞台に、地域の魅力を高めるという気持ちが込められた個性溢れる提案が盛り込まれ、海上からの視点やウォークスルーなどで作品の魅力を体感できるものとしている。
●審査員特別賞 地域づくり賞
NPO 地域づくり工房 代表 傘木宏夫氏
「大規模地震における緊急災害対応VRの提案」
京都市立伏見工業高等学校(京都市立京都工学院高等学校)
20180106-Forum8(9)近い将来に想定される様々な大規模地震において、想定外の被害が発生する可能性がある。その発生直後の被災状況をマルチコプターによって撮影し、sfm解析によって点群データ化することで、災害時の避難や支援物資の供給に役立つ緊急災害対応VRを提案した。
●審査員特別賞 未来開拓賞
道路・舗装技術研究協会 理事長 稲垣竜興氏
「自動運転コックピットHMI VRシミュレーション」
パイオニア株式会社
20180106-Forum8(10)自動運転に向けたコックピットにおけるHMI(ヒューマンマシンインターフェース)の方向性に関する企画業務において、新たに企画されたHMI「インビークルコンテクストアウェアネス(IVCA)」に対し、それを具体的なモノとして開発・実装し、有効性を検証するためのVRデータ及び、VRシステムとなっている。有効性の検証に加え、東京モーターショー、CES等における将来システムの展示で活用されている。
●ノミネート賞
「3次元点群を用いた国指定史跡 左沢(あてらざわ)楯山(たてやま)城跡  第1期整備計画の提案」
株式会社寒河江測量設計事務所
 20180106-Forum8(11)
●ノミネート賞
「i-hazard map PROJECT~次世代iハザードマップ構想の提案~」
三井共同建設コンサルタント株式会社
 20180106-Forum8(12)

3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウド受賞作の詳細は→こちら


【第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ】
ワールドカップ賞にディープラーニングによる運転警告システム

UC-win/RoadやVR-Cloud®の伝送システムを使ったソフトなどのプログラミングを競う学生クラウドプログラミングワールドカップは今回で5回目を迎えました。

最優秀の「ワールドカップ賞」は、韓国・国民大学校のチーム「VAEGIS」による「Car that Knows Before You Do via Deep Learning」(ディープラーニングで予知するクルマ)という作品でした。

この作品は、AI(人工知能)のディープラーニング(深層学習)を使って、ドライバーの運転操作を分析し、これから遭遇する可能性のある危険について、事前に警告を出してくれるシステムです。余裕をもって危険を回避したり、危険に備えたりすることができるので、事故を未然に防ぐことができます。

このシステムを開発するために、カメラやアイトラッカー、ヘッドトラッカー、CANインターフェースをドライビングシミュレータに装備し、運転時のデータを取得しました。そして、複数の感覚ストリームの予知・融合を合同で学習し、シミュレーションソフトと連動する感覚融合型ディープラーニングアーキテクチャを開発しました。

このほか、各審査員から審査員特別賞が授与されました。

第5回CPWC ノミネート受賞者の皆様

第5回CPWC ノミネート受賞者の皆様

審査委員会メンバー。左から大阪大学大学院教授の福田知弘氏(審査委員長)、東京工業大学名誉教授の佐藤誠氏、ニュージャージー工科大学准教授の楢原太郎氏、フォーラムエイトVR開発テクニカル・マネージャのペンクレアシュ・ヨアン氏

審査委員会メンバー。左から大阪大学大学院教授の福田知弘氏(審査委員長)、東京工業大学名誉教授の佐藤誠氏、ニュージャージー工科大学准教授の楢原太郎氏、フォーラムエイトVR開発テクニカル・マネージャのペンクレアシュ・ヨアン氏

●ワールドカップ賞
Car that Knows Before You Do via Deep Learning
VAEGIS(国民大学校:韓国)
20180106-Forum8(15)多くの事故は避けられないものです。なぜなら、ドライバーが警告を受けたときには手遅れだからです。あらかじめ操作を予測すれば事前にドライバーに警告することができ、ADASは余裕を持って危険を回避、または危険に備えることができます。この作品では、ディープラーニング(深層学習)アルゴリズムに基づく意図予測システムを提案します。この目的のために、カメラ、アイトラッカー、ヘッドトラッカー、CANインターフェースをシミュレータに装備しました。そして、複数の感覚ストリームの予知・融合を合同で学習し、それをシミュレーションソフトウェアに統合する感覚融合型ディープラーニングアーキテクチャを開発しました。
●審査員特別賞(福田 知弘 氏) Environment Design and IT Award
Embrace the epoch of automatic driving!
ITSCer(武漢理工大学:中国)
20180106-Forum8(16)UC-win/Roadの実車シミュレータに、自動運転SDKを追加しました。SDKが周辺環境のデータを出力し、コントローラでの縦横の自己制御を可能にします。いくつかのきっかけにより、シミュレータはドライバーによる手動運転に切り替わります。この実験的プラットフォームを通して、3~4段階の自動運転レベルで、人と機械を切り替えての実験を行うことができます。
●審査員特別賞(佐藤 誠氏) Best Optimization Award
Optimization of Market Layout Based on Customer Behaviors
Seven Dwarfs(上海大学:中国)
16-image034このプログラムは、市場のレイアウトを最適化して買い物にかける距離を延長することで収益を向上させることを目指したもので、KinectのアプリケーションとUC-win/Roadのプラグインを開発しました。Kinectアプリケーションは顧客の行動を収集し、メインのプラグインへ送信します。プラグインはUC-win/Roadに情報を反映する際に、それを関心の重みに変換してファイルとして保存します。その後、ファイルからデータを読み取り、所定のアルゴリズムに基づいてより良いレイアウトを生成します。そして、新しいレイアウトがUC-win/Roadで更新され、記録されている顧客の行動がそこで予測、シミュレートされます。プラグインは最終的に最適化前後の合計距離をユーザーに表示します。
●審査員特別賞(楢原 太郎 氏) UX Award
Penguin Gakuen(上海交通大学:中国)
20180106-Forum8(18)あなたがデザインした地図上で、私たちの建物がどのように見えるのかを確かめるためのIOS用ARアプリケーションを開発しました。ARモードで私たちがデザインした街を見ることもできます。さらに、iPhoneをコントローラにして、その街の中で没入感のある探索をすることも可能です。
●審査員特別賞(ペンクレアシュ・ヨアン 氏) Traffic And City System Award
The Electronic Toll Gate of Urban Road
666(北京建築大学:中国)
20180106-Forum8(19)都会や社会の発展において、交通渋滞は世界的に問題となっています。混雑料金は交通需要マネジメント(TDM)対策のひとつであり、旅行者による混雑のコストを内在化します。そして、混雑料金が結果として渋滞をいくらか緩和することがわかっています。このプロジェクトでは、車両の電子タグを識別して自動的に通行料を徴収することができる、UC-win/Road上の道路電子通行料プラグインを作成しました。車両カウント機能も備えており、実用性と拡張性を高めることが可能です。この装置を任意の道路に設置することで、通過する全ての車両に対してそれぞれ異なる基準で自動的に料金を請求し、また車両数を数えることができます。
●ノミネート賞
Synchronize Training System
reCreator(上海大学:中国)
 20180106-Forum8(20)
●ノミネート賞
Journey around the use of groundwater and sightseeing spots in Echizen Ono City
JKKK(関西大学:日本)
 20180106-Forum8(21)
●ノミネート賞
The simulation processing application of Traffic accident
Unstoppable(上海大学:中国)
 20180106-Forum8(21-2)

第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ受賞作の詳細は→こちら


【第7回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド】
ワールドカップ賞に国立高雄大学の持続可能なヤンゴン開発案

7回目を迎えた「学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド」のテーマは、ミャンマーの大都市、ヤンゴンの交通渋滞や洪水による衛生問題、そして電力不足などの問題を解決し、歴史的な建築物や豊かな緑地、湖などを生かした都市開発案を提案することでした。

最優秀の「ワールドカップ賞」を受賞したのは、台湾の国立高雄大学のチーム「Living labs」による「Yangon green labs」という作品でした。熱帯モンスーン気候に位置するヤンゴンの緑の広がりを街に広げ、地元の洪水問題を改善するために「スポンジ都市」のコンセプトを組み合わせたグリーンフィンガーシステムを提案しています。都市部の混雑問題の改善には、部分的に地下鉄を使った交通迂回システムを導入する案です。

洪水の状況を改善するために洪水シミュレーションソフト「xpswimm」を使用し、交通流の転換プロセスには「UC-win/Road」による分析とシミュレーションを行い、庭園都市として知られるヤンゴンで持続可能な都市開発を行うという提案でした。

また、優秀賞も国立高雄大学のチーム「Three People Studio」による「Golden Hub」という作品に贈られました。

第7回VDWC受賞者の皆様

第7回VDWC受賞者の皆様

審査委員会メンバ-。左から慶應義塾大学大学院教授、IKDS代表の池田靖史氏(実行委員長)、NPO法人シビル連携プラットフォーム副代表、NPO法人シビルまちづくりステーション理事・会長の花村義久氏、同済大学教授のコスタス・テルジディス氏、台湾国立交通大学主任教授のC・デイビット・ツェン氏

審査委員会メンバ-。左から慶應義塾大学大学院教授、IKDS代表の池田靖史氏(実行委員長)、NPO法人シビル連携プラットフォーム副代表、NPO法人シビルまちづくりステーション理事・会長の花村義久氏、同済大学教授のコスタス・テルジディス氏、台湾国立交通大学主任教授のC・デイビット・ツェン氏

●ワールドカップ賞
Yangon green labs
Living labs(国立高雄大学:台湾)
20180106-Forum8(24)ヤンゴンは熱帯モンスーン気候に位置し、庭園都市として知られている。グリーンフィンガーシステムは、緑の広がりを街に広げ、地元の洪水問題を改善するために「スポンジ都市」のコンセプトを組み合わせている。
交通面では、都市部の混雑問題を改善するため、交通迂回システム(部分的に地下鉄)を導入する。洪水の状況を改善するためにxpswimmシミュレーションを使用し、UC-win
/ Road分析とシミュレーションを使用してトラフィックの転換プロセス。これらは地元の生活の質を向上させ、ヤンゴンを生態学的かつ持続可能な都市にすることを願っている。
●優秀賞
Golden Hub
Three People Studio(国立高雄大学:台湾)
20180106-Forum8(25)“ゴールデンハブ”はヤンゴン市の持続可能な発展計画である。 交通問題、災害管理、電力不足を改善するために、エコデザインを組み合わせながら、住宅地、商業活動、および再生可能エネルギー源の使用をBRTシステムおよび中継ステーションと組み合わせる。
最も重要なのは、私たちは、ヤンゴンの文化に対する敬意と調和を示す、この計画に異なる民族を混ぜるというコンセプトを組み入れている点である。 さらに、この計画はシミュレーション解析ソフトウェアを使用して実行され、可用性についての完全なスコアを取得する。
●審査員特別賞(池田 靖史 氏) Green Development Award
The Connecting Center
MPT(交通運輸大学:ベトナム)
20180106-Forum8(26)「The Connecting Center」はヤンゴンの再開発計画である。 私たちの目標は、良質な環境と接続率を持つ持続可能なモデル都市にヤンゴンを変えて、アジアで最も生きる都市にすることである。
その夢を実現させるために、MPTチームはヤンゴンの3つの主要問題、すなわち交通接続問題、防災問題、生活問題を解決することに焦点を当てたヤンゴン市の設計と計画を考えた。
この計画では、BIM / CIMとVRの機能を設計プロセスに適用して、輸送、災害管理、社会インフラをシミュレートする。
●審査員特別賞(花村 義久 氏) NewValue Award
WATER LINK
Wu-Gao-Song(国立高雄大学:台湾)
20180106-Forum8(27)ウォーターリンクはヤンゴンの新しいプロジェクト。 その主な目的は、ヤンゴンの人々と仏教を改善し、つなぐことである。 エネルギーと生態学の組み合わせによって、それは人々のために賢くより便利な場所を提供する。
さらに、シミュレーションと分析のためのソフトウェアの使用は、このプロジェクトの実現可能性、安全性、および持続可能性の決定に役立つ。
●審査員特別賞(Kostas Terzidis 氏) Environmental Art Design(环境艺术设计) Award
Yangon Eco Street
Archimap(大林大学校:韓国)
20180106-Forum8(28)環境にやさしい持続可能な都市のために、エコシステムで道路を計画した。まず、歩行者道路と道路を分離して、交通事故の防止、交差点の無許可化、市民の交通規制意識の向上を図る。
また、交通渋滞緩和のため、道路中央にバス専用道路を設置した。 湖の近くでは、水路と公園を定期的に遊歩道とし、雨が降ると排水路やラグーンを使う計画。十分なグリーンエネルギーを提供するために、公共施設にソーラーパネルを設置する。
●審査員特別賞(C David Tseng 氏) Vision 21 Award
Yangon Two-faced Well
Influencer(芝浦工業大学:日本)
20180106-Forum8(29)ヤンゴンの主要問題、交通問題、災害対策の不備、電力不足の解決策として駅を提案する。 ここで提案している駅は、人を運ぶ拠点として機能するだけでなく、人々、物資が供給される建物でもある。
また、複数の人で設計するために、設計手順を明確にし、基盤となるプラットフォームを確立する。 プラットフォームを作成することで、チームよるデザインのポイントとなる。
さらに、施工後の使用方法を考慮して設計する。
●ノミネート賞
Walk Rain or Shine
MISO(明治大学:日本)
 20180106-Forum8(30)
●ノミネート賞
healthy city
OHANASHI(明治大学:日本)
 20180106-Forum8(31)
●ノミネート賞
One Way City
Lucha Libre(日本大学:日本)
 20180106-Forum8(32)
●ノミネート賞
Tri Floting Traffic
Thao Thao(日本大学:日本)
 20180106-Forum8(33)
●ノミネート賞
Growth-Renewable-Energy-Economic-Nature
GREEN STARS(交通運輸大学:ベトナム)
 20180106-Forum8(33-2)

第7回 学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド受賞作の詳細は→こちら


【ジュニア・ソフトウェア・セミナー表彰式】
ますますレベルアップした小中学生のVR作品

一般財団法人 最先端表現技術利用推進協会の協力を得て、2017年の冬休み、春休み、夏休みに実施した「ジュニア・ソフトウェア・セミナー」に参加した小中学生を対象に行ったコンテストです。「UC-win/Road」で作ったVR作品は昨年よりますますレベルアップし、ゴールドプライズが6人に、シルバープライズが3人に、ブロンズプライズが6人にそれぞれ贈られました。

ジュニア・ソフトウェア・セミナー表彰式の受賞者。中央はフォーラムエイトの伊藤裕二代表取締役

ジュニア・ソフトウェア・セミナー表彰式の受賞者。中央はフォーラムエイトの伊藤裕二代表取締役

 

 

 

 

 

 

 

阿部祐二氏によるインタビューも行われた

阿部祐二氏によるインタビューも行われた

●ゴールドプライズ
星のまち 小学1年
20180106-Forum8(36)夕空に雪山が映えています。まちと遊園地とお花畑が、山肌を削った道路の内側に配置されています。水辺には船も見られます。一番外側の道路が星のかたちをしているところがポイントです。
●ゴールドプライズ
動物参加のオリンピック 小学2年
20180106-Forum8(37)これは見てみたい動物参加のオリンピック。冬に整備された競技場に加え、この夏、いよいよテニスと水泳選手が登場しました。トラックでは、カエルが微妙な上下運動を加味してダントツの1位です。テニス会場では異種感に満ちた様々な対決で盛り上がっています。水泳会場ではイカ、タコ、魚らが速さを競い、まさかのシャコが優勝です。
●ゴールドプライズ
スリーアイランド 小学3年
20180106-Forum8(38)今回の舞台は、長崎県の男女群島。以前の海中水族館の海上版とのこと。反射が美しい海の上に、浮遊感あふれる海の生き物と交通機関が行き交います。島々の間は斜張橋で接続され、途中にはコンビニだってあります。空を飛ぶ2タイプのホテル、海上コテージも遺跡風あり、神社風あり、欧米風あり、橋梁も一つ一つ凝っていて、泊まってみたいですね。
●ゴールドプライズ
イタチレーシング 小学4年
20180106-Forum8(39)ジュニアソフトウェアセミナーで初の、ゲームのシナリオにチャレンジ。シナリオ開始でカウントダウンから始まり、レーススタート!ヒトデに触れるとゲット、イタチに踏まれると急ブレーキとなるそうです。残念ながらちょっと時間が足りなかった模様。楽しみなコースです。
●ゴールドプライズ
スカイタワーランドマーク 小学4年
20180106-Forum8(40)とてもカラフルな夜景の街です。高架道路と地上道路とが複雑に織りなす多層的な街の構造になっています。いろんな色のモデルが立体的に組み合わされ、配置のしかたが巧みです。飛行機も垂直移動しています。SF映画のような浮遊感ある未来都市です。
●ゴールドプライズ
タイムトラベル 中学2年
20180106-Forum8(41)石狩の地につくられた近代と現代とを行き交える街です。桜並木の門を境に過去と現代の街なみを体験できます。過去からは城を後に出発し、和服姿の歩行者が往く昭和以前の街並みを通過し、門に挟まれた桜並木を通り抜けると、スーツ姿のビジネスマンらが行き交う現代のビル街に入ります。もちろん、逆行もOK。全て水上に配置されたアイデアが素晴らしく、夜景のコンテキストも用意され、センスよく景観が形成されています。
●シルバープライズ
ハートの道路とお花畑 小学1年
ハート形のコースを描くループ道路です。人気が出そうなコースです。山の向こうまでお花畑がひろがっています。実は空中にも巨大な公園が浮かんでいて、花火が上がっていたり、もちつきうさぎがお餅をついていたり、大きなアヒルが歩いていたりするんですよ。 20180106-Forum8(41b)
●シルバープライズ
未来の幻想 小学2年
この未来は、祈りと暗示に満ちています。作者によると、人が増え男性が多すぎて結婚率が30%になったため、1/3の男性を気球に詰めて飛ばし、人口を減らしているとのこと。さらに、人の匂いに引き寄せられた巨大なジャコが、ビルの中の人を食べようとして、ハサミをビルに突き刺しているそうです。一方、ビルには花が飾られ、美しい花火が上がり、崩壊した橋脚には人形が芸術的に配置され、象徴的な祭壇のようです。20180106-Forum8(42)
●シルバープライズ
月の世界 小学3年
最強の祭り軍団、月世界に出現! 地球を飛び越えて、月面に登場。月の重力の中、いっそう軽々と、高架も炎も巨人も「WAIT」も超えて躍動しています。20180106-Forum8(43)
●ブロンズプライズ
都会と田舎と観覧車のまち 小学1年
まちのすぐそばに大きな池を作りました。泳いでいる魚たちも巨大です。炎が配置された岸にも、魚群が押し寄せてきています。郊外には観覧車が並び立ち、ワイナリーや桜も見られます。20180106-Forum8(44)
●ブロンズプライズ
おもしろいゲーム 小学1年
森林は樹木のモデルを配置するのでなく、漢字を配置して表現する、という、記号遊びのようなちょっと変わった作品です。だから遊園地も遊具をたくさん置くのではなく「yuuenchi」、博物館の前には「はやて」の3Dテキスト。また、水辺を歩く人や動物の群集の中からカエルを探せってのもあります。20180106-Forum8(45)
●ブロンズプライズ
道路を渡る動物たち 小学2年
広くて長い道路上に、魚と牛がズラリと門をつくっているのだそうです。タヌキやクマやクマノミがその下を走っています。Aキーを押すと、アヒルたちが道路を渡り始めます。20180106-Forum8(46)
●ブロンズプライズ
銀河鉄道 小学4年
まちのすぐそばに大きな池を作りました。泳いでいる魚たちも巨大です。炎が配置された岸にも、魚群が押し寄せてきています。郊外には観覧車が並び立ち、ワイナリーや桜も見られます。20180106-Forum8(47)
●ブロンズプライズ
田舎町(いなかまち) 小学6年
丁寧に作り込まれた田舎町の作品です。ループする鉄道があり、田舎の駅舎とホームがあり、河川と湖とアーチ橋とトンネルがあります。電波塔と商業施設があり、交差点が作られ、信号が制御され、歩行者がいます。海岸沿いにブロックがあり、船が停泊し、交通も盛んです。20180106-Forum8(48)
●ブロンズプライズ
要塞島 中学1年
愛知県の佐久島が要塞島になりました。各施設はきちんと道路で結ばれています。海軍も空軍も基地があり、戦闘機の編隊が発進しています。モデルの選択と配置に統一感があり、細部までのこだわりが感じられます。20180106-Forum8(49)

ジュニア・ソフトウェア・セミナー作品賞の詳細は→こちら


これらのコンテストには、海外から優秀な作品が多数応募され、国際色あふれる表彰式となった。特に学生クラウドプログラミングカップでは、ノミネートされた作品はすべて中国のチームだった。

一方、3D・VRシミュレーションコンテスト オン・クラウドは、鳥取県境港市や秋田県など自治体の作品が目立った。「VR元年」と言われる2016年、行政における合意形成に、VRの活用が浸透しつつあることをうかがわせた。

【問い合わせ】
株式会社フォーラムエイト
東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA 棟21F
TEL:03-6894-1888 FAX:03-6894-3888 (各営業窓口はこちらをご覧ください)
E-mail : forum8@forum8.co.jp
ホームページ : http://www.forum8.co.jp