ウォールデコレーションを直感的にデザインできる「HP WallArt Solution」を発表
2013年7月1日

– 「HP Latexインク」搭載プリンター導入のお客様に無償で提供 –


2013年5月29日

日本ヒューレット・パッカード株式会社


日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都江東区、代表取締役社長執行役員:小出伸一)は、簡単な操作でウォールデコレーションのデザインを可能にするクラウドアプリケーション「HP WallArt Solution」を「HP Latexインク」搭載プリンター(以下、対象プリンター)(*1)ユーザー向けに発表します。対象プリンターを導入されたお客様は、専用WEBページ上でアカウント登録することにより、1年間無償で利用できます。


<デジタル印刷によるカスタム内装分野が急成長>
公共施設・商業施設・店舗などにおけるカスタムウォールデコレーションは、近年急速に需要が高まっています。中でも、デザインの自由度が高いデジタル印刷による壁面装飾は、世界的な成長分野で、日本においても多くの商業施設や公共施設、医療介護施設等で見られるようになりました。
しかし、日本で当初デジタルプリント壁紙に用いられてきた油性顔料インクや水性顔料インクは、専用のプリント素材やインク、リキッドコーティングのコスト、耐候性などの問題がありました。その後は、ソルベント(溶剤)インクやUVインクが主流となっていますが、独特の臭いを発するなど、屋内の用途には不向きな要素があり、高まる需要に十分対応できていないのが現状です。


<デジタルプリント壁紙に最適な環境性と素材対応力を備える「HP Latexインク」>
「HP Latexインク」は、エコマーク認定を取得した(*2)、無臭でVOC(揮発性有機化合物)が極めて少ない環境に優しい水性インクです。そのため、プリントした壁紙を飲食店や医療施設などの内装に安心して使用できます。また、水性インクながらエコソルベントインクと同等の優れた耐候性を備える「HP Latexインク」は、幅広い素材に対応するため、破れにくく貼り替えが容易なフリース(不織布)壁紙へのプリントにも最適です。


<壁面グラフィック装飾をより身近にする「HP WallArt Solution」>
今回発表する「HP WallArt Solution」は、対象プリンター(*1)によるデジタルプリント壁紙を、より身近なものとするクラウドアプリケーションです。
WEBページ(https://www.hpwallart.com/)でアカウント登録を行うと、壁面のデザイン・表示を行えるURLがメールで送信されます。当該URLにアクセスし、壁面のサイズ、ドアや窓などの位置とサイズを入力し、使用する画像や写真を配置するだけで、壁紙のプリントデータを簡単に作成可能です。完成したプリントデータはクラウドストレージに保存され、施工担当者とクライアントとの間で共有できるため、双方のコミュニケーションを円滑に進めることができます。また、プリントデータのタイリング(分割)イメージ、原寸大の見本(画像の精細度確認用)、施工の手順書などのPDFファイルをメールで受け取ることも可能です。
「HP WallArt Solution」は、Illustrator®やPhotoshop®などの専門スキルが不要で直感的に壁面装飾のレイアウト・デザインができるため、既存の対象プリンター(*1)ユーザーをはじめ、内装工事業、インテリア販工店、壁紙メーカー、出力センターなど幅広い分野で活用いただけます。

*1: 「HP WallArt Solution」に対応する「HP Latexインク」搭載プリンターは、
   「HP Designjet L28500/L26500/L25500シリーズ/L65500」
   「HP Scitex LX850/LX820/LX600」です。
*2: 「HP 792 インクカートリッジ」エコマーク認定番号: 11 142 004
   「HP 789 インクカートリッジ」エコマーク認定番号:11 142 003

詳しくは、日本ヒューレット・パッカードのウェブサイトで。

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