建築・土木向けBIM/CIMソフトの新バージョンを発売
2014年4月14日

広範な業務ワークフローにBIM/CIMを適用しながら、企画、設計、施工、維持管理を効率的に行えるように、デスクトップ コンピューティングとクラウド コンピューティングの技術を融合させて、業務の生産性をさらに向上させることを目指しました。

建築/土木インフラ業界においては、比較的大規模な案件で3D設計データが活用されていますが、中小規模の案件や施工段階以降などにおいては、設計データを使用した業務効率向上にはまだ改善の余地が見られます。今回の新バージョンでは、企画から設計、施工、維持管理のライフサイクルで、関係者が情報に対して同じ解釈を持って業務を遂行できるように、社内のコンピュータ、施工現場のモバイル端末、そして高度な処理を実現できるクラウドサービスなどを業務ワークフローに応じて組み合わせて利用していただけるように機能強化を行いました。また、日本のユーザが便利に使えるように、日本市場向けに開発した機能も新たに搭載しました。

各アプリケーションの主な概要

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製品名:Autodesk(R) Revit(R) Architecture 2015(建築設計向けBIMアプリケーション)

希望小売価格(税別):

・本体: 805,000円

・*Maintenance Subscription:121,000円より

発売日:4月11日

*技術サポート、クラウドサービスなどメンテナンスサービスの名称

 

製品名:Autodesk Revit Structure 2015(構造設計向けBIMアプリケーション)

希望小売価格(税別):

・本体: 805,000円

・Maintenance Subscription:121,000円より

発売日:4月11日

 

製品名:Autodesk Revit MEP 2015(設備設計向けBIMアプリケーション)

希望小売価格(税別):

・本体: 805,000円

・Maintenance Subscription:121,000円より

発売日:4月11日

 

主な新機能 (A=Architectureに搭載、S=Structureに搭載、M=MEPに搭載)

・3Dモデルで表示される線を手書き風に変更可能。また、ギザギザに表示される斜線などを滑らかに表示するアンチエイリアシング機能を搭載(A、S、M)

・これまで読み込みのみ可能だったIFCデータのリンク添付が可能になり、データ活用の利便性を向上  (A、S、M)

・これまで別途ダウンロードで利用可能だった空調や電気機器などの設備系コンテンツをアプリケーションのライブラリに追加し、利便性を向上(M)

・パーツ化した壁の中で、コンクリートに定義した場所にモチアミ配筋を入れることが可能(S)

・3Dモデルの隠線を表示して、裏側のオブジェクトを理解することが可能(日本のユーザからの要望機能)(A、S、M)

・構造フレーム要素を水平・垂直方向にずらして(オフセット)位置を合わせることが可能(日本のユーザからの要望機能)(S)

・筋交いの起点位置を任意の位置に配置することが可能(S)

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製品名:Autodesk Revit LT(R) 2015(Autodesk Revitで提供する包括的なBIM機能のうち、3D詳細設計と図面作製、設計図書の作成機能に特化した簡易版Revit)

希望小売価格(税別):

・本体: 190,000円

・Maintenance Subscription:27,000円より

発売日:4月11日

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製品名:Autodesk Navisworks(R) Simulate 2015(さまざまな形式の3D設計データを統合し、5D施工シミュレーション、レンダリングが可能なプロジェクトレビュー アプリケーション)

希望小売価格(税別):

・本体: 295,000円

・Maintenance Subscription:44,000円より

発売日:4月11日

 

製品名:Autodesk Navisworks Manage 2015(上記Simulateに加えて干渉チェックも可能なアプリケーション)

希望小売価格(税別):

・本体: 875,000円

・Maintenance Subscription:131,000円より

発売日:4月11日

主な新機能

・数量拾い機能を強化して、ポリライン、クイックライン、クイックボックスなどを使った2D数量拾いが可能に。また、3D数量拾いでも、選択ツリーからドラッグ&ドロップで複数項目の数量拾いができるように機能強化

・レンダリング機能「Autodesk Rendering」を強化して、「Autodesk マテリアル」のライブラリからマテリアルをオブジェクトにドラッグ&ドロップで貼りつけることが可能。また、クラウド レンダリングに対応し、クラウド コンピューティングを活用した高品質なビジュアライゼーション作成を実現

・「Autodesk ReCap(TM)」の点群データをボクセル別にインポートし、Navisworks Manageの干渉チェック実行時に、干渉位置を正確に判別。また、Autodesk ReCapの点群データをNWDファイルに埋め込むことも可能

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製品名:Autodesk InfraWorks 2015(都市・宅地開発や土木・インフラ整備など向けCIMアプリケーション)

希望小売価格(税別):

・本体: 730,000円

・Maintenance Subscription:110,000円より

発売日:4月11日

主な新機能

・直観的インターフェースを採用して、ワークスペースを全画面に表示したり、コマンドメニューを必要な時にのみ表示させるようにして操作性を向上

・対応するデータフォーマットを追加。「AutoCAD(R) 3D DWG」「Civil 3D DWG」「Bentley 3D DGN」「IFC」「SketchUp (SKP)」

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(ご参考:以下は3月28日に発表したAutoCADシリーズですが、建築・土木インフラ業界向けアプリケーションと してご参考までに記載します)

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名 称:Autodesk AutoCAD Architecture 2015(建築設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション)

発売日:4月11日

希望小売価格(税別):

・本体: 730,000円

・Maintenance Subscription:110,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD Map 3D 2015(CADデータやGISデータを取り込んで公共インフラや土木設計の調査や計画を行うためのアプリケーション)

発売日:3月31日

希望小売価格(税別):

・本体: 730,000円

・Maintenance Subscription:110,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD Civil 3D(R) 2015(土木設計に特化した機能を搭載した2D/3D CADアプリケーション)

発売日:4月9日

希望小売価格(税別):

・本体: 875,000円

・Maintenance Subscription:131,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD P&ID 2015(配管設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション)

発売日:4月4日

希望小売価格(税別):

・本体: 805,000円

・Maintenance Subscription:121,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD Plant 3D 2015(プラント設計に特化した機能を搭載したCADアプリケーション)

発売日:4月4日

希望小売価格(税別):

・本体: 1,315,000円

・Maintenance Subscription:197,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD Raster Design 2015(ラスター編集、ラスター形式からベクター形式へのデータ変換を行うためのアプリケーション)

発売日:4月14日

希望小売価格(税別):

・本体: 295,000円

・Maintenance Subscription:44,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD Revit LT(TM) Suite 2015(AutoCAD LTとRevit LTを同梱したパッケージ)

発売日:4月11日

希望小売価格(税別):

・本体: 270,000円

・Maintenance Subscription:38,000円より

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名 称:Autodesk AutoCAD LT Civil Suite 2015(AutoCAD LT と電子納品データ作成アプリケーション「Autodesk CALS Tools」をセットにしたパッケージ)

発売日:4月末

希望小売価格(税別):

・本体: 238,000円

・Maintenance Subscription:36,000円より

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※希望小売価格は、日本における当該製品またはサービスに対するオートデスクのメーカー希望小売価格(税別)を示します。希望小売価格にインストール費は含まれません。オートデスク認定販売パートナー、販売店の販売価格はオートデスク認定販売パートナーおよび販売店が決定します。希望小売価格は参考値としてご参照ください。その他の諸条件が適用される場合もあります。

※ オートデスク認定販売パートナー、販売店から購入される場合の価格は、直接パートナーや販売店にお問い合わせください。

以上

詳細は、オートデスクのウェブサイト(PDF)で。

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