「Solibri Model Checker v9」の発売を開始
2014年5月12日

エーアンドエー株式会社、IFCモデルチェッカーの新バージョン 「Solibri Model Checker v9 日本語版」、本日より発売開始 「BCFツール」無償ダウンロード提供、近日開始!

2014/5/12

2D/3D-CAD Vectorworksの国内総販売元であるエーアンドエー株式会社(本社:東京千代田区 代表取締役社長 内田和子)は、「Solibri Model Checker 日本語版 v9」を2014年5月12日に発売すると発表しました。

「Solibri Model Checker」は、IFCに準拠した唯一のモデルチェックアプリケーションです。さまざまなBIMツールで作成されたIFCモデルと各種情報を活用し、避難経路やアクセシビリティの確認、意匠や構造、設備のモデルの統合、干渉チェックが可能です。本製品では、意匠や構造、設備などモデルの干渉チェックで利用するルール、ルールセットの入れ子構造を導入しました。親ルールに応じて、子ルールや子ルールセットへの複合したチェックが可能となります。

また、クラウドベースの新しいライセンスシステム「Solibri Solution Center」の導入により、アカウント毎に利用できるライセンスの制限など、アカウントやライセンスを一元管理できます。 「Solibri Solution Center」により、社内にライセンスサーバなどを常設することなくライセンスの管理、運用が容易となります。

さらに、Vectorworks2014シリーズとの相互運用性を強化するために、Vectorworks専用アドオンプラグインモジュール「BCFツール」を新開発しました。BCFツールは、Solibri Model Checker v9でルールチェックされた情報を、Vectorworks2014へフィードバックする為のツールです。 BCFツールを使えば、Solibri Model Checker v9でチェックされた内容が、取込んだVectorworksの図面情報へ反映されますので、複雑な図面上においても不整合な箇所を簡単に確認ができ、修正することも可能となります。このBCFツールは、Vectorworks Architect 2014 シリーズ、Vectorworks Landmark 2014 シリーズおよび、Vectorworks Designer 2014シリーズの登録ユーザ様向けに、近日中に提供開始を予定しております。 (BCFツールを提供させて頂く対象製品は、IFCが出力できるパッケージであることを前提としております。)

2014年3月、国土交通省がBIMガイドラインを発表し、日本国内でもBIMを用いた設計・施工・維持管理の需要が増加することが予想されます。「Solibri Model Checker 日本語版 v9」は、建築/建設業界での3Dモデル運用を促進させ、OPEN BIMプロセスによる円滑なワークフローを実現します。

 


▼Solibri Model Checker 9の新機能

    • Solibri Solution Centerと新しいクラウドベースのライセンス
<新機能> Solibri v9ではSolibri Solution Center(SSC)のサービス開始と、新たなライセンスシステムが導入されました。
<新機能> 新しいクラウドベースのライセンスシステムは、ライセンスプールの管理が容易となり、インターネット接続ができる限り社外でもSMCの使用を可能にします。 また、ライセンスはインターネット接続ができない状況下に於いても、最大14日間の持ち出しが可能です。
    • チェック処理の向上
<新機能> 動的ルールセット機能の搭載。ルールやルールセットを入れ子にする事ができるようになり、4つの選択肢から複合したチェックが可能になりました。
<機能向上> これまでルールの依存関係を使用していたルールセットは、動的ルールセット機能を使用するように変換されます。
<新機能> ifcデータに依存する。ユーザーオリジナルルールの作成が可能になりました。
    • 3Dビューから問題のコンポーネントを表示
<新機能> 選択しているコンポーネントのチェック結果に関連する全てのコンポーネントの表示が出来る様になりました。
<新機能> デフォルトコメントボタンを押下した際にセットされるコメントの項目を環境設定で選択できるようになりました。
<新機能> RulesetManagerでルールへハイパーリンクが追加された際、ルールによって生成された全ての案件と関係するプレゼンテーションへ自動的に追加されます。
    • プロパティ値との比較ルールのアップデート
<機能向上> 比較するコンポーネントで関連するコンポーネントが選択されている場合、”関連性チェーンに従う”チェックボックスが追加されました。
<機能向上> 目標値に許容誤差を入力する”係数”を入力する欄が追加されました。

▼製品価格一覧(1ライセンス当り)

ネットワーク版 :820,000円 (税別)
※ 製品には初年度サブスクリプションが含まれます。

▼教育機関向け製品価格

アカデミック版/年間 :200,000円 (税別)
※ アカデミック版は、1年間のライセンス使用料です。購入時、必要なライセンス数を申請いただけます。

▼サービス価格一覧(1ライセンス当り)

サブスクリプション :110,000円/1年契約(税別)

▼サブスクリプションに含まれるサービス

  • テクニカルサポート
  • ソフトウェアアップデート
  • Solibri Solution Centerの利用

▼推奨動作環境 ネットワーク版クライアント

Windows版 Mac版
OS 推奨: Windows 7(64 bit)、Windows 8(64 bit) 最小: Windows 7(32 bit)、Windows 8(32 bit) Mac OS X  Lion、Mountain Lion、Mavericks
CPU Intel Core i3または互換機、以上のプロセッサ Intel Core i3または互換機、以上のプロセッサ
メモリ 4GB以上 4GB以上
グラフィック OpenGL v3.3をサポートしたNVIDIA  または AMDのグラフィックボード。 OpenGL v3.3をサポートしたNVIDIA  または AMDのグラフィックボード。
HDD 200MB以上の空き容量 200MB以上の空き容量
ドライブ DVD-ROMドライブ DVD-ROMドライブ
その他 インターネット接続環境が必要 インターネット接続環境が必要

▼ Solibri Model Checker ホームページ

http://www.aanda.co.jp/products/Solibri/index.html

詳しくは、エーアンドエーのウェブサイトで。

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