米オートデスク、3D プリント関連ビジネスに 1 億ドルを投資
2014年11月3日

米オートデスクは、今後数年間で、1 億ドルを上限として 3D プリントに関連する企業に投資します。この投資は「The Spark Investment Fund」として当社内で運営し、3D プリント技術を進歩させて新しい産業革命を促進しようとする企業家、スタートアップ企業、研究者を対象に投資を実施します。

当社は本年 5 月に 3D プリンティング向けオープン ソフトウェア プラットフォーム「Spark」を発表しました。Spark は 3D データが最適な状態で 3D プリントされるように調整するプラットフォームで、あらゆる 3D プリンタや材料で利用できます。当社は 3D プリント関連産業全体と協業することにより、Spark プラットフォームと当社 3D プリンタ「Ember(エンバー)」、そして材料を改良して行きます。

Spark Investment Fund では、企業、個人、3D プリンティングに関連する新しいハードウェアとソフトウェア、材料、取引の場、メイカー向けスペースなどからの申請を募集します。投資は資金提供だけでなく、パートナーとしてデベロッパー向けサービスも提供します。戦略的な投資と、パートナーとしての価値を高める活動を一緒に行うことで、Spark を中心にした収益構造/エコシステムを築きながらイノベーションを迅速に拡大し、3D プリンティングから得られる体験をより良くしていきます。

Spark Investment Fund 紹介、申請 Web サイト(英語)

米オートデスク コンシューマ部門担当副社長 サミール・ハナのコメント「アディティブ・マニュファクチャリング/積層造形技術を、企業内で独自にトップダウンで行う時代は終わりました。多くの企業は、企業家やスタートアップに声をかけてより良いアイデアや方法を一緒に考えることに価値があると感じています。3D プリンティング分野でもそうです。Spark Investment Fund は、3D プリンティングの技術を改良するイノベーションを起こし、この技術の大きな可能性を開花させるのに役立つと思います。」

以上

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

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