米オートデスクの新社長兼CEOに、アンドリュー アナグノスト氏
2017年6月27日

米オートデスク インク、新社長 兼 CEO を任命 アンドリュー アナグノストが 次のフェーズの成長をリード

この資料は米オートデスク インクが米国時間 6 月 19 日に公表した内容の抄訳です。 原文はこちら

米オートデスク インクの取締役会は本日、アンドリュー アナグノストを新しい社長 兼 CEO に任命し、即日着任しました。アナグノストはこれまで暫定共同 CEO 兼 最高マーケティング責任者を務めてきました。アナグノストは取締役会メンバーにも加わります。

オートデスク取締役会議長 Crawford W. Beveridge のコメント 「私を含めた取締役会は、アンドリューがオートデスクを次の成長ステージに導くことをうれしく思います。アンドリューは、今回のビジネスモデルの移行を企画から実行まで支援し、成功をもたらしました。彼のリーダーシップをもってすれば、クラウドとサブスクリプションへの移行は引き続き円滑に行われると信じています。」

アナグノストは米スタンフォード大学で航空工学およびコンピューターサイエンス博士号を取得しました。卒業後は Lockheed Aeronautical Systems 社(当時)に入社、National Research Council (全米研究評議会)フェローとして、NASA (航空宇宙局) エイムズ研究センターで勤務しました。その後 1997 年にオートデスクに入社し、技術および戦略部門で勤めてきました。

オートデスクでは 3D CAD/CAM/CAE「Autodesk® Inventor®」の開発責任者を勤め、その間にこのソフトウェアの売り上げは5倍になりました。また、ビジネス戦略およびマーケティング担当上級副社長着任後は、ビジネスモデルのサブスクリプション移行と、クラウド テクノロジー採用の推進を円滑に進めてきました。

社長 兼 CEO アンドリュー アナグノストのコメント 「いまオートデスクはとてもおもしろい時期にあると思います。このような時期に CEO を勤められることに感激しています。オートデスクは、35 年前に CAD を PC で利用できるようにして、デザイン・設計業界を変えました。最近の 10 年ではテクノロジーのリーダーにまで成長しています。例えばデザイン・設計業務をクラウドやモバイル端末で行えるようにしたのは当社が最初でした。いま、建設や製造の設計業務がクラウドに移行しようとしています。当社は、ビジネスとプロダクト イノベーションを組み合わせて、いままで以上にお客様を第一に考える会社になることで、当社の次の成長フェーズに向かいます。」

当社取締役会は、本年 2 月に前社長 兼 CEO カール バスが退任した後に広範囲に選定を行い、アナグノストの任命を行いました。

オートデスク 取締役会 カール バスのコメント 「私はアンドリューと 20 年に渡り仕事をしてきました。彼はオートデスクにとって優れたリーダーになるでしょう。彼がこれまで会社や従業員、そしてお客様に対してもたらした貢献と献身は大変大きなものです。また取締役会メンバーとして仕事ができることが楽しみですし、彼がこれからのオートデスクをどこへ導いていくのかとても興味があります。」

アナグノストとともに暫定共同 CEO を勤めた最高製品責任者のアマー ハンスパル上級副社長は退任します。これに対してアナグノストは、「アマーには感謝しています。オートデスクの文化と製品ラインの開発など、30 年以上に渡り多くの重要な貢献をしてきました。彼は最高の同僚であり、友人ですので残念です。」

詳しくは、オートデスクのウェブサイトで。

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