斜面の安定計算 Ver.11 リリース
2014年10月12日

プログラム概要

ライン

本製品は、各種設計基準類の選択により対象とする土構造物における設定された湛水条件での土中水の状態を自動設定する斜面安定解析プログラムであり、斜面安定解析/逆解析(逆算法)の基本解析或いは法面工の景観設計を行う基本機能製品と、それらの基本機能に各種対策工の設計計算機能を付加した製品とに区分されます。

さらに、土構造物に対する性能設計化規定に備え、「ニューマーク法」及び「浸透流FEM解析」の機能を標準実装しています。

「ニューマーク法」では、従来の地震力を静的な慣性力とした破壊安全率による仕様設計に加え、地震波形を与えて地震後に残留する変位量に着目し、その大小による斜面の安定性性能評価が可能です。

「浸透流FEM解析」では、鉛直二次元飽和/不飽和浸透流FEM解析及び解析結果のアニメーション出力が行え、その解析結果を斜面安定プログラムにインポートすることによる、浸透に起因するすべり破壊の照査が可能です。

■製品種別

製品種別 機能概要
斜面の安定計算 Ver.11 斜面安定解析(安全率照査)
斜面安定解析(信頼性設計法レベル1の部分係数法による耐力作用比照査)
逆解析(逆算法)
静的耐震破壊照査(震度法)
動的変形解析(ニューマーク法)
浸透流FEM解析
地下水排除工法(計画安全率を満足する地下水位の検討機能)
付加計算(付加属性、二次処理、土性計算)
入力インターフェース(画像、CAD、浸透流解析結果インポート)
簡易景観設計
斜面の安定計算 Ver.11

(対策工対応)

(右記機能には対策工非対応版機能での機能は略記)

ジオテキスタイル補強盛土工
グラウンドアンカー工
切土補強土工
のり枠工
杭工

  関連情報
 

  Ver.11.00.00 改訂内容 <2014年 10月 8日リリース> NEW

ライン

  1. 河川堤防の構造検討の手引きにおける液状化の検討に対応。
  2. 河川堤防の液状化対策工法設計施工マニュアルに対応。
  3. K-NETの地震波に対応。
  4. サンプルの地震波形を道路協会のH24版に更新。
  5. 浸透流解析結果の最も厳しい時刻を自動抽出する機能を追加。

詳しくは、フォーラムエイトのウェブサイトで。

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